● お食事について
1) 自分の食事のことをまず知ろう〜食事の大切さと食事療法〜
2) 自分の食事のことをまず知ろう〜食事療法/水分管理〜
3) 自分の食事のことをまず知ろう〜食事療法/塩分制限〜
4) 自分の食事のことをまず知ろう〜食事療法/カリウム制限〜
5) 自分の食事のことをまず知ろう〜食事療法/リン〜
6) 自分の食事のことをまず知ろう〜食事療法/カルシウム〜
7) 食事療法を続けるためのご家族のサポートについて(1)
8) 食事療法を続けるためのご家族のサポートについて(2)
9) あなたの友人や職場の同僚に透析をお受けになっている方がいる場合
10) カリウムの制限とは具体的にはどのように行うのか?
11) カリウム制限が必要な方のための野菜の調理
12) 食事療法でのリンとカリウムの制限
13) 透析前に必ずグレープフルーツジュースを飲む? |
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■自分の食事のことをまず知ろう〜食事療法/塩分制限〜
たとえ血圧が高くない人でも、透析をお受けになっている方の多くは
塩分制限をする必要があります。
それは、塩分を摂ると血液の中の塩分(ナトリウムですね)の濃さが濃くなり、それを薄めようとして
たくさん水分を摂ってしまうように、人間の体が作られているからです。
「そんなにたくさん飲んでいないのに、体重が増えてしまう」という方が
いらっしゃいますが、そういう方の多くが塩分の摂りすぎです。
自分がどれくらい塩分を摂っているかは、定期的に行っている血液の
検査と体重の増え方から、ある程度計算することができます。
透析室のスタッフに、塩分をどれくらい摂ってしまっているのか
お聞きになってみてはどうでしょうか?
一日の塩分量は6−7g位が理想的です(なかなか難しいですが)。
濃いみそ汁は避ける、ラーメンやそば・うどんのおつゆは残す、など
いろいろと工夫をしてみて下さい。
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