[回答]
●ご本人のお身体の状況、合併症対策等の医療面の充実でも異なります
腎臓の働きが悪くなり、透析治療が必要になると、尿毒素の影響などでお身体には様々なトラブルが起きやすくなります。
ですから、私たち偕行会グループでは、早くから合併症対策に取組み、全国平均を上回る、高い生存率の実績があります。
さて、「透析をお受けになるようなお身体の状態の方が、腎臓の悪くない方と同じ長さで生きられるのか?」というご質問ですが、実際には難しいというのが正直な話です。
そして「実際にはあと何年生きられるのか?」ということも、とても難しいご質問です。
どのくらいの合併症をお持ちになっているのか、元々の健康状態がどのようなものであったのか、(漠然とした言い方ですが)ご本人の生命力が強いのか等の、さまざまな要因があり、一概には言えないからです。
●90歳を超えている方もおみえです
実際には、平均寿命の86歳を超えて、お元気に透析をお受けになっている方もおみえです。
実際に私どものクリニックにも90歳を超えている方もおいでです。
合併症をなるべく防ぐことによって、体調がいい状態を続けていただき、長生きをしていただけるように努力するのが、私ども透析医、そしてクリニックの役目だと考えております。
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