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スタッフインタビュー[災害対策委員会]

40年以上に渡って地震対策に取り組んでいる静岡県。静岡共立クリニックの中心的な存在として災害対策に取り組んでいる災害対策委員会の委員に、活動内容についてうかがいました。

(1)あらゆる災害を想定して、対策計画を立てて、訓練する
(2)マニュアルだけでは患者様は守れない

(2)マニュアルだけでは患者様は守れない

-一般的な避難訓練というと、興味を持って重視している人も、いざとなれば大丈夫だから訓練には興味がないとい人もいそうですが。

(委員)
学校や地域のの避難訓練では参加者の意識のバラツキがあるかもしれません。
しかし、静岡共立クリニックのスタッフは、避難訓練の意味を理解し重視してくれていますので、熱心に避難訓練に取り組んでくれています。小さい頃から地震が来るよと言われて育っていますので、意識が高いというのもあるかもしれませんね。
消火訓練なども行いますが、多くのスタッフが「やってみたい!」と率先して実地訓練に参加してくれます。

-患者様がクリニック内におみえの時もあれば、ご自宅で被災することもあると思います。さらにはスタッフの皆さんもご家庭にいる時間かもしれません。

(委員)
はい。そういった時の対策方法も必要ですから、患者様向け及びスタッフ向けの防災の手引きにまとめています。

-あらゆるケースを想定しているのですね。災害対策で難しいのはどのような点だとお感じですか。

(委員)
「備えあれば憂いなし」と言いますので、私たちも日々、さまざまな想定をしています。しかし、地震にしても火事にしてもいくら準備をしても足りないという印象があります。
また、費用を考えると災害対策の設備を増強し続けるのは不可能です。どこまで対策をするのが適切なのかという判断はなかなか難しいですね。

-極端な話しをすれば、災害時のために同じ設備をもう1つ持つことになりかねない。それは不可能ですね。

(委員)
患者様のお身体の変化にも対応が必要です。最近は介助が必要だったり、車椅子が必要な方が増えています。

-状況に応じて適切に対処出来るスタッフさんの力が必要ですね。

(委員)
はい。災害対策委員会では、スタッフが力を発揮するために、訓練やマニュアルをできるだけシンプルにしています。

-紙の上でベストなものでなく、いざのという時に本当にできるもの。

(委員)
はい。東日本大震災関係の勉強会にも行きましたが「マニュアルが全てではない」という言葉が印象的でした。災害時は必ず想定外のことが起こります。状況に応じて、スタッフ一人一人が動けることが必要だということを学ばせていただきました。
ですから、私たち対策委員会が最も大事にしていきたいのは方向性です。この手技、この方法でやらないといけないというのではなく、最終的にはこういう方向に向かって患者様を助けるというのを、クリニック全体で共有して動けるようにしたいと考えています。

-計画でなく実行が大事だということなのでしょうね。今日はありがとうございました。

(委員)
ありがとうございました。