1.透析医療と看護について
●腎不全の方のための透析治療
腎不全となると体内の不要な物質を腎臓で濾過しておしっことして体外に出すことができなくなります。
ですから、血液を体外に一旦出して、透析治療機器でキレイにして、体内に戻すという血液透析と、腹膜内に透析液を貯留・排液することでキレイにする腹膜透析があり、このうち、どちらかの治療を選択する必要があります。
●透析治療を受けている方は様々な疾患を同時に抱えています
「透析治療を受けている方」というのは、腎不全意外のさまざまな疾患を、一緒に抱えていることが多いのです。この疾患を私たちは「合併症」と呼んでいます。
ここで知っていただきたいのは「透析をしているから起こってしまう症状」ということではないということです。
この合併症を、予防し、早期発見・早期治療をすることで、患者様は「すこやかな生活」をお過ごしいただけることにもなります。
そこに、私たち看護師の「看護の力」が求められています。
●透析医療=透析治療ではない
偕行会グループの透析医療は、透析治療だけをやっているのではありません。
先ほどの合併症対策や、糖尿病を患っている方も多いのでその対処、足のケア、食生活の管理・指導、メンタルケアにいたるまで、患者様全身の医療を提供しているのが透析医療です。 |