透析Q&A

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Q442.

腹膜透析をしている母のことで質問をさせていただきました。不安定ではありますが、徐々に除水量が増えてきています。先生から血液透析についてすすめられることはありませんが、将来的に検討しなくてはならないのかもしれないとも感じています。血液透析に変更する場合に気がかりな事とは何でしょうか。


徐々に除水量が増えてきたとのこと。良かったです。

血液透析に変更する場合に気がかりな事とは何か?というご質問にお答えさせていただきます。

心臓の機能が低下している方では、血液透析よりも腹膜透析の方が心臓にかける負担が少ないことがわかっています。

また、血液透析を行う際には、シャントという血管を太くする手術が必要ですが、このシャントが心臓に負担をかけます。

血管の状態が悪くて、上記のシャントを作れない方もいらっしゃいます。
通常は、静脈という血管が細い方は、シャントを作りにくいです。

血液透析では、ヘパリンという血液が固まりにくくなるような薬剤を使用します。
そうすると、この薬剤によって出血しやすくなります。
もともと出血性の合併症、代表的には消化管出血のある方では、ヘパリンを使用しにくいですから、腹膜透析が選択されることがあります。

上記の中で、私が「気がかりになる」とすれば心臓の機能です。

シャントや出血に関しては、完全ではないにしてもある程度の対策ができますが、心機能低下のある方で、血液透析を行うことがとても難しいことは時々経験します。

いずれにせよ、お母様のお身体を最もよくわかっているのは主治医の先生です。
直接主治医の先生にお尋ねになって、現在の状態と治療方針について説明していただくことが一番確実ですので、是非、お聞きになってみて下さい。

 

[回答日 2017/2/10]

 

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