透析Q&A

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Q402.

透析治療を受けている母が、大腿にシャントを造設しました。車イスを利用していますが、寝たきりではありません。鼠径部部分を屈曲しない方がいいと聞きましたが、どの程度の屈曲状態を指すでしょうか。また、インターネット上で、穿刺時が非常に痛く、透析治療中の体勢が大変という情報を見ました。治療中はどのような体勢ですか。また、なぜ大変になってしまうのですか。

●生活上の姿勢でお気を付けいただきたいこと

具体的な姿勢については、和式トイレでしゃがむ姿勢を想像していただければと思います。

その姿勢で股関節を屈曲させると、シャントに悪影響が出てくる可能性がありますので、そのような姿勢はお止めいただいております。

車イスをご利用とのことですが、腰掛けた状態程度の屈曲であれば問題はないと考えております。

●穿刺の痛みについて

穿刺の痛みは個人差が大きいですが、前腕に針を刺すことに比べたら、大腿に針を刺す方が痛みが強いかもしれません。

特に内腿は敏感なところですから、ここに人工血管が通って、針を刺すことになると痛みは強いと思います。

当院で大腿の人工血管でのシャントを使っている方もおみえです。

ペンレス(局所麻酔のテープ剤)を使用しており、穿刺はそれほど苦痛ではないとのことです。

●透析治療中の体勢について

体勢が大変ということですが、当院で太股の人工血管シャントを使っている方では、このような問題は生じておりません。

基本的には、透析治療中は股関節が伸びている状態(足を曲げない状態)で治療を受けていただきますが、寝返りをうって横を向いて、膝を曲げるような姿勢をされると、静脈圧が上昇して透析に支障が出るかもしれません。

透析室のスタッフの方にご相談されてみてはと思います。

 

[回答日 2015/6/9]

 

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