透析Q&A

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Q324.

親族が腎不全となり半年前から透析治療を開始しました。緊急入院となって、3ヶ月入院しましたが、腎不全になった原因がさっぱりわからないと言われて現在に至ります。医者からは「このままでは1年もたない。いつ死んでもおかしくない体だ」と言われたそうです。原因不明の腎不全の場合、寿命は長くないのでしょうか?

●腎不全の原因について

腎不全の原因が不明で、気がついたときには透析が必要なほど悪くなっていたというのは、それほど珍しいことではありません。

とくに、お若い方の場合は、体力があるため、腎臓が悪くなっても自覚症状が出にくく、結果としてわかったときには透析が必要であったという経験は、私にもあります。

腎臓病は初期のうちであれば腎臓が悪くなった原因(原疾患といいます)がわかるのですが、透析が必要なほど腎臓が悪くなってしまうと、何が原因で腎臓が悪くなったのかわからなくなってしまうのです。

●今後の治療方法について

腎臓が悪くなってしまったことは残念ですが、腎臓が働かなくなっても透析という治療で、腎臓の働きの肩代わりができます。
また、腎臓移植という方法も考えられます。

●生命に関わる状況であるかについて

腎不全の原因が不明だと寿命は長くないのかというご質問ですが、必ずしもそういうことはありません。

ただし、腎臓が(気がつかないうちに)だんだんと悪くなっていく段階で、腎臓以外の臓器(心臓や消化器)に負担がかかったり、骨や血管にも悪影響がでる場合があります。
これを合併症と呼んでいますが、もしかすると心臓等が悪くなっているのかもしれません。

それでもその合併症だけで1年以内に亡くなってしまうということは考えにくいと思われます。

ご親族の方が聞き違いをされているのかもしれません。
ご家族をまじえて、もう一度説明をしていただたほうがよいかもしれません。


[回答日 2012/3/30]

 

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