透析Q&A

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Q322.

ほとんどの透析治療は週3回4時間透析ですが、施設によっては5時間以上のところもあります。 なぜこのような違いがあるのですか。 また、治療時間によって診療報酬等が決められているのでしょうか。 更には、時間が長くなった場合の医療費の負担等はあるのでしょうか。 自分から施設側に時間を長くしてもらうよう要望はできるのでしょうか。

●透析治療の時間について

透析時間が長い方がお体のためにいいことは、ほぼ確実です。
尿毒素がたくさん除去されますし、時間をかけて除水をした方が短時間で除水をするよりも心臓などへの負担が少なくなります。

このことから、長時間透析を積極的に進める・勧めるところも少なくありません。
6時間を標準的な治療時間としている透析クリニックもあります。

●多くの透析治療が4時間である理由

多くの透析施設では4時間が標準的な時間となっています。

いろいろな要因があると思いますが、私が仕事をして一番に感じるのは患者さん自身が長時間透析を望まない、むしろ透析時間の短縮を希望されていることです。

長時間透析では時間的な拘束がイヤだという方が多くいらっしゃいます。
また、ベッド上に長くいると腰痛が出てくるなど、身体的な問題から長い時間の透析ができない方もいらっしゃいます。

上記のような要因と治療の効果等のバランスを考慮して、多くの透析治療が4時間に落ち着いているということだと思います。

ちなみに、当院では患者さんの了解・同意が得られれば6時間透析まで行っています。

●診療報酬と治療時間について

診療報酬ですが、1回ごとの透析時間で決められています。
区分は4時間未満、4時間以上5時間未満、5時間以上の3つがあります。

上記のように診療報酬は透析時間で異なりますが、患者さんの自己負担が増えることはありません。
ですから、ご自身のお体のことを考えれば、透析時間を長くすることをお考えいただきたいと考えています。

もちろん、患者さん側から透析時間の延長を要望されることは何ら問題がありませんし、むしろ良いことだと思います。



[回答日 2012/2/21]

 

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