透析Q&A

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Q319.

主人が透析治療を受けています。 透析食のレシピ本でのリンの数値は、リンのお薬を飲んでる場合も同じく守るものなのでしょうか? 食事を作る時、みなさんは数値決定をどのようにされているのでしょうか? また、食事を作るのは毎日の事です。 より良い食事療法の実現のために何かコツがあれば教えていただきたいです。

●リン制限について

食事でリン制限が必要かどうかは、血液検査でわかる、ご主人のリンの値によって決まります。

食事療法に気を遣っていない方でもリンの値がいい方がいらして、そのような場合はあまり食事量を厳密に計っていただく必要はありません。

主治医や看護師に確認し指導をお受けになってみてください。

●より良い食事療法の実現のために

(1)食事療法は長期間続けることが必要です

透析治療に限らず、例えば糖尿病の方の食事など、多くの食事療法は長期間続けることが必要です。

これまで患者さんやそのご家族の方たちと接してきて、皆さんにはかなりの「個人差」があることがわかっています。

食事療法を苦にされない方もおいでです。
また、お食事をご用意されるご家族の方にしても、毎日のことであっても「それほど疲れません」という方もいらっしゃいます。
その反対に、長く続けることに自信のない方もたくさんいらっしゃいます。

皆さんそれぞれのペースがあります。
「疲れないで続けること」が大事なことになります。

(2)たまには息抜きをしても良いのです

長く続けるためには、がんばりすぎないことも大切です。

レシピをご覧になって、その通りに食事をお作りになることは素晴らしいことです。
しかし、それが疲れてしまうようでしたら、息抜きをなさってみてください。

透析治療を受けているご主人も同様です。
食事療法にはどうしても我慢が必要となります。
しかし、我慢ばかりしていたら食事が楽しくなくなってしまうというのであれば、息抜きも必要です。

外食の際に、これは何キロカロリーで、カリウムが何ミリグラムで、リンは何ミリグラムでと計算しながらメニューを見ることは、ほとんど不可能に近いと思います。

目分量でおおよそこのくらい、と思いながら食事をお作りになって、その結果として、血液検査の値でリンが高くなってしまうのであれば、その時点でリンの制限を強化するか、あるいはリンを下げるお薬を増やすのか、主治医の先生や管理栄養士の方と相談をしながら決めていかれればよいと思います。

(3)まとめ

ということで、より良い食事療法の実現のコツは、「長続きするように、疲れないようにすることが大切だとお考えいただくこと」です。

そのために、
・疲れてしまうようなら、たまには手抜きをする
・食事療法だけでコントロールしようとしないでお薬の力も借りる
ということも必要とお考えいただければと思います。




[回答日 2012/1/25]

 

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